書籍紹介
『システム・
 インスパイアード・
 リーダーシップ』


複雑で変化の激しい21世紀を生きるリーダー達は、常に大きなストレスやプレッシャーに晒されています。
困難な状況に対応し、組織を変革し、さらに自らも進化しながら難局を乗り越えていくためには、全く新しいタイプのリーダーシップ・モデルが求められているのです。

本書『システム・インスパイアード・リーダーシップ』は、現代の荒波を生き抜くリーダーにとって新たな選択肢を示しています。

システム・インスパイア―ド・リーダーシップ書籍表紙
システムには知性と未来を生み出す力がある

ユニークな視座に立つリーダーシップ

システム・インスパイアード・リーダーシップは、「組織とは統合されたシステムであり、それ自体に知性と未来を生み出す力がある」というユニークな視座に立ち、チームや組織に最適な結果をもたらす革新的で確実な新しい型のリーダーシップの理論と実践を提案しています。

リーダーが、チームの集合的な知性を引き出すことができれば、あらゆる問題はより容易に克服でき、成長やイノベーションにつながります。システム・インスパイアード・リーダーシップは文脈を整え、恊働関係を築き、チームにとって自ずと答えが導き出されるような、質の高い関係性を創ります。

新しいリーダーシップの発輝

実践によって期待できること

  • 信頼関係を土台とし、お互いの成長を応援し、持続的に結果を出すチーム
  • 時代の変化にあったスピード感と能力の向上
  • リーダーとしての自信と自覚の向上
  • ストレスやプレッシャーの軽減
  • ワンチームとしてメンバーが心を合わせる恊働関係の構築と「私たちの文化」の醸成
チームを支えるリーダーの手

本書は、理論的な概念だけでなく、複雑な現代社会を生き抜くための実践的なツールやスキルを紹介しています。

システム・インスパイアード・リーダーシップを通じて、今までとは全く違うリーダーシップの発揮に挑戦してみませんか?

あなたが、チームや組織の成長と変化のためのロードマップを手に入れ、自らの成長・進化へ向けて最初の一歩を踏み出す時、本書は心強い味方となることでしょう。

2人の関係性システムの協働

共同著者

フランク・ウイト・デ・ウエルド
CRR Global Faculty

フランク・ウイト・デ・ウエルド

オランダ在住のオランダ人。
組織心理学者であり、リーダーシップ開発、ビジネスイノベーション、文化変革における豊富な経験を持つアドバイザー及びコーチ。職場に人間性をもたらし、目的志向でシステムにインスピレーションを与えることに情熱を持って取り組んでいる。ロイヤル・ダッチ・シェル社の人事部門で25年以上のキャリアを積み、オランダ、ベルギー、イギリス、ガボン、マレーシアでの任務を経験した。
「Systems Inspired Leadership」の著者であり、リーダーシップの役割でORSCアプローチを採用する方法を示している。

マリタ・フリッジョン
CRR Global Faculty

マリタ・フリッジョン

CRR Globalの共同創設者。南アフリカ出身で現在は米国在住。医学及び精神医学分野における学位を持ちソーシャルワーク、家族システムセラピーの研究者としての実績を持つ。アパルトヘイト時代の南アフリカで育ち、ケープタウン大学での教員時代に大きな影響を受け、システム変革探求への情熱の礎が築かれた。それが異文化研究へと広がり、その後、企業/NGO/政府機関に調停・プロセスワークコンサルティング、コーチングを提供。現在マリタは、CRRグローバル社のCEOとして、世界14カ国のビジネスパートナーと共に世界でトレーニングを開催している。また、カリキュラム開発やチームコーチングの実践も行っている。

マリタ・フリッジョンが語る

タイトルに込めた思い

タイトルの「インスパイア―ド」は「触発される、着想を得る」といった意味ですが、日本語ではそのニュアンスを訳し切れないため、著者2人のタイトルへの並々ならぬ思いに敬意を表し、そのままカタカナで表記しています。

翻訳チーム代表の森川有理と共同著者のマリタ・フリッジョンが本書のタイトルに込めた思い、そこに至るまでの難しさを語っています。

英語音声・日本語字幕/通訳あり

フランク・ウイト・デ・ウエルドが語る

システム・インスパイア―ド・リーダーシップの定義

システム・インスパイア―ド・リーダーシップの定義とは何か。

本書翻訳チームの村松圭子が共同著者のフランク・ウイト・デ・ウエルドに尋ねたところ、命令型のリーダーシップとは違い、システムの中に存在している答えを待つリーダーシップの在り方がシステム・インスパイアード・リーダーシップだと答えました。

英語音声・日本語字幕/通訳あり

実践者による

システム・インスパイア―ド・リーダーシップへの賛辞

“これからの時代、私たちは人類が直面している課題を解決していくために、意識を向ける先を個々人の成果から関わる人々が共有する体験へとシフトさせていく必要があります。「システム・インスパイア―ド・リーダーシップ」は、その手法・ツールを実用的に分かりやすく提供する本であり、人々を最高の未来へと導きたいと願う人々のために明快なロードマップを提供してくれています。”

“この本には、私がリーダーとして備えていたいと夢見る全てが見事に集約されており、人・チーム・組織・大きなグローバル社会の潜在能力を最大限に引き出すための参考文献として欠かせない必読書です。既にリーダーとしての手応えを感じている、あるいはシステム思考やプロのコーチング技術を取得済みの方々にとっても、自分の貢献度を劇的に拡大できるモデルや概念が数多く紹介されています。”

“私たちは皆、チームとその中での関係性がビジネスの成功においてかつでないほど重要になっていると気づいています。本書は、組織内に存在するシステムを理解し、これまでとは全く異なる方法で関係性システムに介入するためのフレームワークと実践的方法を提供しています。自分の経験からも、非常に有用なツールの数々が紹介されていて、この本によって2人の叡智が広く実践可能になったことをとても嬉しく思います。”

書籍概要

【タイトル】
人と組織の進化を加速させる
システム・インスパイアード・リーダーシップ

【共著】
フランク・ウイト・デ・ウエルド
マリタ・フリッジョン

【翻訳】 
CRR Global Japan

【監訳】
森川有理


Kindle版(電子書籍)/ペーパーバック 
各2,800円(税込)

619-VvcY89L
理論的な裏付けを持った実践的な案内書

目次

日本語版 読者の皆様へ
システム・インスパイア―ド・リーダーシップへの賛辞
献呈
推薦の言葉
はじめに
本書の使い方
第1章 新しいリーダーシップモデルの出現
第2章 システム・インスパイア―ド・リーダーシップとは何か?
第3章 関係性システムと関係性システムの知性(RSI)
第4章 システム・インスパイア―ド・リーダーシップの行動:サイレス・モデル「S-CI-R-E-S」
第5章 行動:「システムを観る、聴く、感じる」
第7章 行動:「意識的・意図的な関係性を維持する」
第8章 行動:「対立を取り扱い、システムの出現を対話を通じて促す」
第9章 行動:「安心安全な場をシステムと共に創る」
第10章 システム・インスパイア―ド・リーダーシップの在り方
第11章 システム・インスパイア―ド・リーダーシップの組織への導入
終わりに 
用語集
【付録1】「組織と関係性のためのシステムコーチング(ORSC)」
【付録2】場の感情を読み・取り扱う40の方法
【付録3】リーダーに役立つ120のメタスキル
【付録4】対立の取り扱い方(手順書)
参考文献
謝辞
著者について
書籍購入特典

関係性に働きかけるシステムコーチングと、目の前の関係性から世界を変えるゲームチェンジャーを紹介するメディア

World Workers

大企業がこのアプローチを取り入れるには?

『システム・インスパイア―ド・リーダーシップ』共同著者フランク・ウイト・デ・ウエルド インタビュー

3

記事詳細はこちら

関係性を軸にした「システム・インスパイアード・リーダーシップ」とは?

CRR Global共同創設者
マリタ・フリッジョン インタビュー

CRR-Event-for-HP-11

記事詳細はこちら